今回は、京都河原町にある「フランソア喫茶室」に行ってきました!
店員さんにおすすめメニューを聞いてそれを注文してきました。
私が食べたおすすめメニューのレアチーズケーキと共に、「フランソア喫茶室」を紹介していきます。
フランソア喫茶室のおすすめメニュー
メニューはこんな感じでした。
「喫茶店にしてはコーヒーの種類は少ないのかな?」とも感じました。コーヒーや紅茶以外にもジュースや洋酒もありました。
値段は少々高めではありますが、雰囲気も良く、老舗喫茶店なので妥当な値段なのかなと思います。
店員さんにオススメを聞くとレアチーズケーキがオススメだと言われたので、今回私は「ロイヤル・ミルクティー」と「レアチーズケーキ(フレンチ)」を注文しました。
レアチーズケーキはとてもクリーミーでしたが、ブルーベリーソースが添えられているため甘すぎず、とても食べやすくて美味しかったです。
温かいロイヤルミルクティーもとても美味しかったですよ。
人気店ということもあり、多少の混雑は覚悟していましたが、並ぶことなくにすぐに店内に案内して頂きました。
店内ではクラシック音楽が流れており、優雅な気分になれる落ち着き空間でした。店内の照明はオレンジっぽい色味で、明るすぎず程よく落ち着く明るさでした。
お客さんの数は多く、座席の9割ほどは埋まっていて、とても賑わっていました。
年齢層は20代くらいの若い女性やカップルもいましたが、40代くらいの主婦層から高齢の方まで幅広い年齢層の方がいらっしゃいました。
私が行ったのは平日だったためか、主婦の方が多い印象でした。男女比は、女:男=8:2くらいでした。
店内奥には増築されたスペースがあり、もともとあるスペースを喫煙、増築されたスペースを禁煙と分煙されていましたが、2018年からは店内全スペース禁煙に変更となっています。
また、増築されたスペースもクラシカルな空間ですが、置いてある椅子の色が赤ではなく白であり、印象がガラリと変わるので、それぞれの座席で違う雰囲気が楽しめるかと思います。
店員さんの制服は黒色のワンピースっぽく見えましたが、制服姿もレトロ感があってとても可愛かったですよ。
「化粧室」と書かれた扉を入ると、右手に男性用、左手に女性用トイレがあります。
真隣な上に、乙姫的な防音装備もないため、女性には利用しにくいトイレの構造になっているなと感じました。まあこれも歴史ある建造物ならではって感じですね(笑)
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フランソア喫茶室について
おしゃれな内装は創業当時のまま
店内の内装は創業当時(昭和9年)のままであり、今も変わらない姿を大事に受け継がれています。
内装はフランスの豪華客船をイメージされており、フランソア喫茶室の創業者の「自由に語れる場を作りたい」という想いが、豪華客船が自由に航海する姿に比喩されているのかなと感じました。
イタリアバロック様式の内装となっており、店内に置かれている赤色の椅子は、とてもレトロ感が溢れておりお洒落でした。
喫茶店では初の登録有形文化財(建造物)
フランソア喫茶室は2003年1月31日に国の有形文化財(建造物)に登録されました。
喫茶店として国の有家文化財に登録された建物は、フランソア喫茶室が初めてだそうです。
京町家の骨組みを残しつつも、イタリアバロック様式のドームやエンタシスの柱などを取り入れ、昭和初期における革新性を持った建物であり、その様式が創業当時から変わらない姿で残されている点が高く評価されたようですね。
営業時間
10:00~22:30
2018年10月25日から、上記の営業時間に変更されたようです。
ラストオーダーのお時間は、サンドイッチ・トースト類は21:30、ドリンクまたはケーキは22時15分です。朝は少し遅い時間から営業開始ですが、夜は遅い時間まで営業しているのがいいですね!
交通アクセス
阪急・河原町駅から徒歩1分
おまけ:「フランソア喫茶室」の名前の由来
「フランソア喫茶室」は、Jean-Francois Millet(ジャン=フランソワ・ミレー)にちなんで名付けられたそうです。
フランソワミレーは19世紀のフランスの画家であり、代表作には「晩鐘」「落穂拾い」「羊飼いの少女」「眠れるお針子」などがあります。
店内にはフランスの画家の作品が飾られており、レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作である「Mona・Lisa(モナ・リザ)」もありました。
まとめ
フランソア喫茶室はクラシカルな雰囲気で包んでくれる癒やしの空間です。
癒やしを求めているそこのあなた、ぜひ老舗喫茶店「フランソア喫茶室」へ足を運んでみてくださいね!